お父さんトレーニングメモ

お父さんが昨日の自分より強くなるために積み重ねるロードバイク、ランニングのトレーニングメモ。ときどきレースレポート。週間トレーニング量:バイク600TSSとラン40kmが当面のミッション。

【レースレポート】UTMF KAI

まとめ

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69km13時間20分で完走できました。

 

UTMFの存在を知ったのは、まだ自転車に一生懸命だった5〜6年前、BS1のグレートレースでした。

 

マイアヒラサワのfight with loveとともに流れてくる素晴らしい風景と山を走る人たち。ドMの極みだなーと。走りながらマーライオンのキラキラ出してるし。自分には無縁な世界と思っていました。

 

3年前にランニングの真似事始めると、トレランの世界に足を踏み入れるのに時間はかかりませんでした。

 

スポーツエイドジャパンやトレニックワールドのレースに参加して10km、30km、50kmと距離を伸ばした結果、KAIのエントリーポイントを満たしていました。

 

日本のメジャーイベントだけにエントリーフィーを始め何かと費用がかかりますし(エントリー+宿泊で50k、ライトや雨具など必携品で50k)、仕事も異動がなければ(なかった)超繁忙期に被りますので少し迷いましたが、50歳の記念にエントリーしました。

 

結果は平凡とはいえ目標達成です。この経験値は次の彩の国100kmにも効いてくるはずです。

 

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レースプラン

70kmは初めての距離なので完走が目標ですが、帰りのバスが朝4時なのでホテル往復を考えると1時(14時間コース)にはゴールしたいところ。

 

エイドまでのペースと到着時刻の目安

k1忍野まで キロ7 13時

k2山中湖まで キロ10 15時

k3二十曲峠まで キロ15 18時

k4富士吉田まで キロ10 20時

富士急 キロ15 25時

 

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装備(5kg)

20Lのザックに必携品+αを詰め込んでパンパンにしてスタート。5kgもあるから重いです。でもまあお守りみたいなもんだからしゃーなしではあります。

 

結果的には身体も胃腸もトラブルなく完走できたので、ジェル8個とシャツの着替えとモンベルのシェイクドライがあれば問題なしでした。

 

スタートからK1忍野まで 16km 13:23到着

 

鏑木さんが来てくれました

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曇りで気温もちょうど良い感じ。k3二十曲までは脚を貯めないとと聞いていたので、とにかくキロ7にこだわって進みました。周りに選手たくさんなので焦らずにマイペースで。

 

トレイルの渋滞などあってk1到着は予定より20分遅れ。水とバナナをいただきタッチ&ゴーしました。

 

応援ボード。良いワードでした。

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K2山中湖きららまで 12km 15:11到着

このエリアは沿道からの応援があって嬉しかったです。そしてコース全域がそうなんですが、トレイルの整備が行き届いていて驚きつつ進みます。ふかふかで走りやすいです。ボランティアの皆さまの最高級な仕事が素晴らしいです。

 

K2山中湖きららのテント内は混雑してました。椅子の空きはなし。

 

このエイドはグレートレースでよく見る場所です。そんな所を選手として通過する自分を労いつつも、腰を落ち着けると根が生えるので、補給→着替え→トイレ→ストレッチしてリスタートしました。

 

補給

水、コーラ、豚汁、粉飴、バナナ

 

K3二十曲峠まで 13km 18:33到着

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まず明神山をガツンと登ります。視界を遮る木が生えていないので、頂上が見えています。終わりが見えないのは嫌ですが、見えるのもそれはそれで困ります。

 

1、2、3といったい何秒数えたかわからなくなったところで数えるのはやめて、修行僧にジョブチェンジ

 

KOMでは残念ながら富士山は麓しか見えませんでした。その後もアップダウンの繰り返しで脚が削られます。このエリアは結構きつかったです。

 

K3二十曲峠に着いた頃には陽が落ち始めていて寒いです。どうもボリュームゾーンにいるようで、またしてもテントの椅子に空きはなし。寒い外でライトとウインドブレーカーを装備して杓子山に向かいます。

 

補給

水、コーラ(手持ち)、バナナ、おにぎり、あんぱん

 

 

K4富士吉田まで 11km 21:20到着

エイドを出てすぐにトレイルです。暗いです。寒いです。混んでます。そして上りが長いです。

 

このエリアがラスボスと呼ばれている杓子山なので、ここまでに貯めたはずの脚を解放する局面ですが、残高は持ち合わせていなかったようで、ついに右の四頭筋が逝きました。上りが長いんですよね。

 

ガーミンも8時間=K3二十曲峠のエイドを出てすぐにスタミナが尽きたと言っています。

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そして有名な岩場に到着です。このエリアは渋滞しているのと、四足歩行で進むのとで、分散効いて脚は回復していきます。助かりました。

 

真っ暗な中、岩場にへばりついて上るのは恐怖でした。杓子山KOMで手持ちしたコーラを一気飲み。沁み渡ります。

 

K4富士吉田の明見湖公園では運良く座れました。ネギたくさん+七味でうどんをいただきます。後は霜山を越えればゴールです。気持ち的にも持ち直してきて長居する理由はありませんでした。補給→トイレでタッチ&ゴーです。

 

補給

水、吉田うどん、コーラ(手持ち)、バナナ

 

ゴールまで 15km 24:20到着

 

このエリアはストラバセグメントありました

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夜9時の静かな住宅街を進みます。途中、あるお宅の2階から声援くれる男の子が元気もくれました。ありがとう。

 

霜山のKOMで飲むつもりだったコーラをこの平坦区間で飲んでしまいました。なぜだ?多分、直前にお姉さんにパスされたからだと思います。軽くショックで。

 

さて、霜山。

この終盤で超長い坂です。覚悟ないまま上り始めたので心折れまくりです。ここはガーミンのクライムプロ使ってプロフィール確認しながら進むべきでした。

 

1時間の登坂。ユーチューブの試走動画を見ていたものの、ここまで長いとは。

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そんな感じなので気づいたらKOMでした。よし、後は下るだけ。そして旅の終わりも近づいています。

 

ゴールゲート前は0時過ぎなのに応援のひとがたくさん。お父さんのことも讃えてくれて大勢の人とタッチして喜び爆発のゴール。

 

→後でオールスポーツの写真貼ります。良いカットでした。3500円ですって笑

 

13時間、濃密な時間を過ごすことができました。

 

来年はFUJIですかねえ。当選すれば。

 

翌日の体調。悪いって笑

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