購入のきっかけ
ZWIFTの突然のパワーロストを何とかしたい!これに尽きる。
(加えて、スマートローラーが周りの人々に続々と普及していくのを見ていて、欲しくなってしまった。そうこっちが本音。)
パワーロスト問題にはZWIFT導入当初から悩まされていて、レース、グループライド、ワークアウトところ構わず発生するやっかいな現象。
これまではMINOURAのLR760+パイオニアで計測したパワーをサイコン経由してANTで送信していたが、TACX NEO2T SMARTのパワーはブルートゥース経由なので、この問題が丸ごと解決する!はずだった。
確かに通信の問題によるパワーロストは解消されたと思うが(短時間しか使ってないので断言できない)別の問題(パワーの誤差)によって目論見は外れた。
良かった点
●ERGモード
コースの勾配によって負荷が変わるので楽しい。
特にレースでは有効で、固定ローラーの場合、坂では自ら出力を上げる必要があったので油断するとギャップができちゃうけど、TACXはERGモードが勝手に負荷を上げてくるので、踏み遅れがない。
自然とトレーニング強度も上がるようで30分くらいのレースのアベレージパワーが4倍を超えることも珍しくない。これまでは4倍に届くことなどなかった。
●省スペース
MINOURAのLR760 と比較すると、全長10㎝ほど短いため省スペース化を実現。
たかが10㎝されど10㎝である。これまでギリギリだったローラー部屋のドアと前輪のスペースに余裕ができて開閉に気をつかわなくてもよくなったのは、我が家固有のどうでもよいお話。
残念だった点
●パワー誤差
対パイオニアで15%低めに出る。ZWIFTやるのにこれは困る。トレーニングの体感と出力が一致しないのは気持ちが悪い。
従って、パワーはパイオニアからのANT送信を継続。相変わらずパワーロスト問題は解決出来ていない。
●乗り降りしにくい
MINOURAは後輪のクイックを挟み込む鉄パイプ部分に足をかけて乗り降り出来たけど、TACXのボディはプラスチックなので荷重は危険。実走時のように片方のペダルにクリートはめてから、サドルに座るのがスタンダードな乗り方。すぐに慣れるだろうけど違和感がある。